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04.画数の数え方

  • 執筆者の写真: Saemi sacrafrasca
    Saemi sacrafrasca
  • 2022年12月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年4月22日

はちどり祥運お名前制作所では、源流であり正統派とされる命名方法を忠実に守りつつ、吉祥名の制作のみに特化した独自の方式を考案、採用しています。
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「画数」とは、一つの文字の筆画の合計数のことで、「筆画」とは、文字を構成する最小単位である点や線のことです。基本的に一筆を一画と数えますが、筆画でない画数で数える文字もあります。


 はちどり祥運お名前制作所では、「文字ひとつひとつに、その文字固有の歴史があり、小さな点や画も、文字の成り立ちに欠くことのできない大切な要素である。」という正統派命名法の考えを遵守し、文字の本来の意味を重視し、いくつかの法則から導き出した本来の画数を「祥運画数」としています。


そのため、本来の画数で数えるために、文字の成り立ちを知ることが大変重要になります。


漢字には、4つの分類があり、それぞれ単体で個別の意味を表す「象形文字」と「指事文字」。それらの文字2つ以上を組み合わせて、一つのまとまった意味を表す「形声文字」と「会意文字」に分類されます。


音を表す「形声文字」と、2つ以上の文字の組み合わせで別の意味を表す「会意文字」は、それぞれ単体で個別の意味を表す象形文字と指事文字を組み合わせて構成されています。


 漢字の9割は、文字の意味区分を表す「意符」と、発音を表す「音符」とが結合してできた「形声文字」です。「意符」「音符」は、漢字の成り立ちや部首について考える上で重要です。


たとえば、同じ「門もんがまえ」を持つ「開」と「聞」は、属する部首が異なります。「開」は、「門」と「升」を合わせた会意文字で、「升」は両手の象形、「門」に両手をかけて「ひらく」を表し、属する部首は、門部です。一方、「聞」は、「耳」が意符で、「門」が音符の形声文字で、属する部首は「耳部」です。

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