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03.漢字の歴史と構成

  • 執筆者の写真: Saemi sacrafrasca
    Saemi sacrafrasca
  • 2022年12月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年4月22日

はちどり祥運お名前制作所では、源流であり正統派とされる命名方法を忠実に守りつつ、吉祥名の制作のみに特化した独自の方式を開発、採用しています。
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漢字は、一字一字がまとまった意味を表します。一つの漢字は、それぞれ個別の意味を持つ、いくつかの文字を組み合わせて構成され、視覚から意味を読むことができる利便性の高い表意文字です。古代中国で発祥した表記文字であり、古代文字のうちで現用される唯一の文字体系です。且つ、文字体系の中で最も文字数が多く、約10万字といわれています。


 黄帝の時代(紀元前210年から紀元前2448年)に、砂浜を歩いた鳥の足跡を見て、足跡から鳥の種類がわかるように、概念も同じように表現できることに気づいて作った文字と伝承されています。

 

 考古学的に現存する最古の漢字は、紀元前120年頃の、占いの一種である卜(ぼく)の結果を甲骨に刻んだものです。その後、周の時代に金文、秦の時代に篆文、漢の時代に隷書、唐の時代に楷書が完成し、最後の統一王朝となる清の時代、1716年に漢字字典「康煕字典」が編纂され、この字典は、今日も日本の標準漢字の拠り所となっています。


漢字は、偏旁(へんぼう)という漢字を形作る部首で構成され、配置上の呼び名が7種あります。

  1. 偏へん  (左)

  2. 旁つくり (右)

  3. 冠かんむり(上)

  4. 脚あし  (下)

  5. 構かまえ (外側を囲う)

  6. 垂たれ  (上と左を覆う)

  7. 饒にょう (左と下を這う)


この偏旁を元に、漢字を調べる際の目印となるよう、部首毎にグループ分けされています。部首分類は、「康煕字典」を原典とし、どの部首に属する漢字であるかは、主に、その漢字の意味を表す「意符」によって類型的意味を持つグループとして分類されています。「康煕字典」では、214種もの部首が立てられています。





 

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